バスケットボールとの出会いは僕に漫画に描くべき題材をもたらし、
漫画家としての道を開いてくれました。
その恵みへの感謝とお礼のかたちとして、集英社のご協力を得てスタートしたのが
「スラムダンク奨学金」です。
これまでに4期5名のプレイヤーたちが、この返還不要の奨学金を利用して、
アメリカでのバスケットボールと学校生活の経験を積んでいます。
楽しいことと同じくらい、苦しいこともあると思います。
しかし、自らの意志で挑戦する異文化での体験は、プレイヤーとしても
人間としても、その後の自分にとって大きな財産となるに違いありません。

残念ながら今年度は該当者なしとなりましたが、依然としてドアは開いています。

勇気ある5人のあとに続く挑戦者を待っています。

井上雄彦
05/31/2011