派遣先

名称
St. Thomas More School
所在地
コネチカット州オークデール
URL
https://stmct.org
敷地面積
110エーカー/約45万m²/東京ドーム 約9個分
学校種
私立全寮制中高一貫校
生徒数
約150人
開始日~終了日
9月初旬~翌年5月末日
2022-2023年バスケ実績
19勝16敗
出身プロ選手
Andre Jamal Drummond:ブルックリン・ネッツ
Devin Ebanks:元ロサンゼルス・レイカーズ
Damion Lee:フェニックス・サンズ
渡邊雄太:フェニックス・サンズ
Charlie Brown Jr.:フィラデルフィア・76ers
学校の特色
プレップスクールは、日本の中学・高校とその後1年の課程が併設された学校と考えてください。
奨学生はこのポストグラデュエイト(卒業後)と 呼ばれる、しいて言えば高校4年生に当たるクラスに編入されます。このクラスは優秀な選手でありながら、高校卒業時に希望の大学に入れなかった生徒が集まるほかに、アメリカの大学でプレーをし、さらにNBAをはじめとするプロになる夢を持つ、英語を母国語としない海外の若い選手にとっても最適な留学先となっています。そうして、優秀なアスリートが集中するため、大変高いレベルで競技が行われ、アメリカの各大学のコーチ達が注目することになります。
セントトーマスモアスクールは、こうしたプレップスクールのひとつです。ニューイングランドの豊かな自然に囲まれた広大な敷地の中で規律正しい生活を 送りながら、ポストグラデュエイトの生徒たちは大学で、あるいはプロで活躍する自分をイメージしながら日夜研鑽を積んでいます。バスケットボールのほかに はアメフト、ホッケー、サッカーなどの選手がいます。プレップスクールの中で、特にセントトーマスモアスクールのような全寮制学校は一般的には学業面での優秀さが知られています。少人数制でカリキュラムが多様化し、生徒個人へ目の行き届く教育がされています。同時に学業同様、スポーツに力を入れている学校も多く、特にセントトーマスモアスクールの所属するNEPSAC(New England Preparatory School Athletic Councilの略)にはバスケットボールの強豪校が集まっています。プレップスクール出身のNBA選手の数は割合的に少なくありません。
セントトーマスモアのバスケットボール部には、主にポストグラデュエイトの選手で構成されるプレップチームと日本では高校3年生以下に当たる一般の生徒が中心となるバーシティ(1軍)とジュニア・バーシティ(2軍)サード(3軍)のチームがあります。プレップチームとその他のチームの実力差は大きく、一緒に練習することはありません。また、プレップチームのコーチは他のチームを指導することはありません。
プレップスクールも含めたアメリカの高校の部活動のしくみは日本のそれとは大きく異なります。 まず少人数制です。一定人数以上はチームに所属することができません。たとえば、バスケットボールでは13人程度です。
また、部活動の時期が規定で決められています。バスケットボールは10月から3月まででそれ以外の部としての活動は禁止されています。自主トレをすることはかまいませんが、コーチの指導を受けることはできません。所属連盟にもよりますが、これらの仕組み(少人数制、部活動の期間の限定)は基本的に大学でも人数や期間の差はあれ、ほぼ似たようなものとなっています。
チームとしての練習開始は、9月上旬です。11月から3月にかけて、プレーオフを含め40試合ほどの公式戦が行われます。大学でのプレーを志す選手は、その中で、自分の力を試合や練習を見に訪れる大学のコーチにアピールする機会を与えられることになります。セントトーマスモアはコーチのコネクションが広く、毎年多くの大学が9.10月の時期に訪れます。 その中には、NCAAディビジョン1の名門校が含まれます。
2015度 ナショナルプレップトーナメント戦
学校での一日の流れの例
6:30-8:00 オープンジム、自主練
8:00-8:40 朝食
9:00-12:10 授業
12:10-13:10 昼食
13:15-14:30 授業
14:30-15:00 補講
15:00-    バスケットボール/フリータイム
17:00-18:30 夕食
18:30-20:00 フリータイム
20:00-21:30 スタディホール=自習時間
22:30    消灯