プレップチームでの生活について派遣先キーマンに聞く。(聞き手:井上雄彦)

ケルビン・ジェファーソン(Kelvin Jefferson)
サザンコネチカット州立大学でキャプテンを務め、4学年時にNECCでリバウンド王に輝く。大学でのアシスタントコーチの経験を13年持ち、リクルーティングの経験が豊富です。

ナリのスピード、タフさ、そして常にコートで見せるひたむきさが好きです。

井上(以下I):なぜこの奨学金を漫画家の僕が作ったかというと、バスケットボールの漫画を描いて、それでみんなに支持をもらって成功することができたので、そのことに対しての感謝の気持ちを表したいと思いました。その方法として、日本の高校生に将来のチャンスを与えるということを考えました。それが将来的には、日本のバスケットボール全体の天井を上げることになれば最高だなと思います。
ジェファーソン(以下J):なるほど。すばらしいお考えですね。奨学生としてやってくる若者は自らを試し、ハイレベルの中で競い合い、大学のディビジョン1でプレーするチャンスもあります。特にナリ(※第1期生 並里 成さんのこと)のような若者には真のチャンスです。今後やってくる若者たちにもです。
I:この奨学金についてどう思われますか?また、いつこの制度をお知りになりましたか?
J:この制度を知ったのは着任してからです。実際、ナリの方が1週間ほど早かったのです。私がこの仕事を引き受けたときには、彼はすでにキャンパスに来ていたわけです。「日本から若者が奨学生として来ている。すごくいいプレーヤーだ。」と聞いていました。彼に会って期待に胸が膨らみました。奨学金制度はコートでもコート外の活動でも、若者に活躍の場を提供するすばらしいものだと思います。異国の地で勉学、それにバスケット共に高いレベルに引き上げる機会があることは大変すばらしい経験になると思います。ですから奨学金制度には大賛成です。有意義だと思います。サウスケント、ナリそしてこれらの留学生にとっても意義あるものです。
I:これまで、どんなチームをコーチしてきたかについて簡単な経歴を教えてください。
J:大学で13年間アシスタントコーチをしてきました。最後の9年間はディビジョン1のコーチです。9年間はディビジョン1で教えてきました。私のチームプランは、ディビジョン1のようなプログラム、つまり大学レベルのプログラムをこなしていくことです。大学で行っている練習やセットプレーを取り入れるつもりです。私のゴールは、ここを卒業し大学入学時には、次の段階のレベルの準備をできるだけ整えることです。さまざまな学校での私の経験と背景を生かせば、できると思います。大学レベルでは数々の成果を挙げてきました。それをここに持ち込みます。生徒たちが大学へ進学するまでには準備万端という訳です。